こども‐がお【子供顔】
子供のときの顔。また、子供らしい顔つき。おさながお。童顔。「おもかげに—が残る」
ご‐そんがん【御尊顔】
「尊顔」に同じ。「—を拝する」
さらぬ‐がお【然らぬ顔】
[連語]なんでもないような顔。何げない顔。「—にもてなしたれど、まさに目とどめじや」〈源・若菜上〉
しあん‐がお【思案顔】
考えこんでいる顔つき。また、心配そうな顔。
しかつめ‐がお【鹿爪顔】
もったいぶった顔つき。もっともらしい顔つき。
しさい‐がお【子細顔】
わけありげな顔つき。もったいぶった顔つき。
したて‐がお【仕立て顔】
取り澄ました顔つき。わざとらしい顔つき。「ことごとしく—ならむも」〈源・宿木〉
したり‐がお【したり顔】
[名・形動]うまくやったという顔つき。得意そうなさま。得意顔。「—で話す」
しに‐がお【死に顔】
死んだときの顔つき。死人の顔つき。
しゃ‐がん【赭顔】
赤みがかった顔。あからがお。