あお‐ぶくれ【青膨れ】
[名・形動](スル)顔や皮膚が青ずんでむくむこと。また、そのさま。「—な顔」「ぶつけたところが—する」
あお・む【青む】
[動マ五(四)] 1 青くなる。また、緑色を呈する。草木が青々と茂る。「月は明るかった。深く射しこんで畳が冷たく—・むようであった」〈康成・雪国〉 2 顔色が青白くなる。青ざめる。「いといたく痩...
あお‐む・く【仰向く】
[動カ五(四)]天を仰ぐように、顔や物の前面が上を向く。あおのく。「—・くと空に虹が架かっていた」⇔俯(うつむ)く。 [動カ下二]「あおむける」の文語形。
あお‐む・ける【仰向ける】
[動カ下一][文]あふむ・く[カ下二]顔や物の表面を上に向ける。あおのける。「顔を—・ける」⇔俯(うつむ)ける。
赤(あか)きは酒(さけ)のとが
《「とが」は罪の意。顔の赤いのは酒のせいで自分の罪ではない、ということから》責任逃れをすること。
赤(あか)くな・る
顔を赤らめる。赤面する。「好きな人を前にして—・る」
あか‐つら【赤面/赭面】
《「あかづら」とも》 1 赤い顔。あからがお。あかっつら。 2 歌舞伎の化粧法の一つで、顔を赤い砥(と)の粉で塗ること。また、その役柄。勇猛と奸悪の二様の性格を表したが、のちには敵役(かたきやく...
あか‐み【赤み】
赤がかった色。また、赤い度合い。「顔に—がさす」「—がかった茶色」
あか・める【赤める】
[動マ下一][文]あか・む[マ下二]赤くする。赤らめる。「かすかに顔を—・める」
あか‐やか【赤やか】
[形動][文][ナリ]赤い色であるさま。「—な空の色」「ほらほらと燃ゆる火の暎(うつ)りて顔—に」〈露伴・いさなとり〉