ひ‐けん【丕顕】
《「丕」は大の意》大いに明らかなこと。
ひょう‐けん【表顕】
[名](スル)具体的な形で広く世にあらわすこと。「自然の声を—する事を力めた人」〈漱石・文学評論〉
みょう‐けん【冥顕】
《「みょうげん」とも》冥界と顕界。死後の世界と現実の娑婆(しゃば)世界。「—につけてその恐れ少なからず候」〈平家・三〉
らくしょろけん【落書露顕】
室町時代の歌論・連歌論書。1巻。今川了俊著。応永19年(1412)ごろ成立か。歌壇における二条派隆盛時にあって、冷泉家当主為尹(ためまさ)を擁護し、和歌・連歌の風体・作法などについて論じた書。
ろ‐けん【露見/露顕】
[名](スル) 1 秘密や悪事など隠していたことが表に現れること。ばれること。「旧悪が—する」 2 結婚してから3日目に他人に披露すること。ところあらわし。「女御(にょうご)入内(じゅだい)の事...