るい‐じゅう【類聚】
[名](スル)⇒るいじゅ(類聚)
るいじゅかりん【類聚歌林】
奈良時代の歌集。山上憶良編。成立年未詳。万葉集編纂(へんさん)の資料として用いられたが、現存しない。
るいじゅこくし【類聚国史】
平安前期の歴史書。200巻、目録2巻、帝王系図3巻。現存は61巻。菅原道真編。寛平4年(892)成立。六国史(りっこくし)の記事を神祇(じんぎ)・帝王・歳時・音楽などに分類し、年代順に編集したも...
るいじゅさんだいきゃく【類聚三代格】
平安中期の法令集。30巻。現存は15巻。編者・成立年未詳。弘仁・貞観・延喜の3代の格を、神社・国分寺などに分類・整理したもの。
るいじゅふせんしょう【類聚符宣抄】
平安時代の法令集。10巻。源経頼編という。天平9年(737)から寛治7年(1093)までの官符や宣旨などを部類別に編集したもの。左丞抄。
るいじゅみょうぎしょう【類聚名義抄】
平安末期の漢和辞書。編者未詳。仏・法・僧の3部からなり、120の部首によって漢字を分類し、字音・字義・和訓などを注記し、和訓には声点によってアクセントが示される。名義抄。
るいじゅめいぶつこう【類聚名物考】
江戸中期の百科事典。342巻、標題18巻、目録1巻。山岡浚明(まつあけ)(明阿)著。成立年未詳。明治36〜38年(1903〜05)7冊の活版本として刊行。
るいじん‐えん【類人猿】
霊長目ヒト上科に属するサルの通称。ヒトに最も近縁で、腕が長く、尾をもたない。現生種ではゴリラ・チンパンジー・ボノボ・オランウータンおよびテナガザル類がこれにあたる。人似猿(ひとにざる)。
るい‐すい【類推】
[名](スル) 1 類似の点をもとにして、他を推しはかること。「過去の事例から—する」 2 論理学で、二つの事物の間に本質的な類似点があることを根拠にして、一方の事物がある性質をもつ場合に他方の...
るいすい‐かいしゃく【類推解釈】
ある事項について法律が規定していることを、規定のない類似の事項にあてはめて解釈すること。刑法では原則として禁止されている。⇔反対解釈。