せつごう‐そうるい【接合藻類】
緑藻の一群。淡水産で、単細胞または1列の細胞からなる糸状体。細胞分裂による無性生殖のほか、合体・接合して接合胞子をつくる有性生殖を行う。アオミドロ・ホシミドロ・チリモなど。
せん‐るい【蘚類】
コケ植物の一群。湿った日陰などに群生する。茎・葉の分化がみられ、雌雄異株または同株。造卵器は茎の頂か枝の先につき、胞子体の若い蒴(さく)には蘚帽(せんぼう)がある。スギゴケ・ミズゴケ・ヒカリゴケ...
ぜつ‐るい【絶類】
[名・形動]他に類を見ないほどすぐれていること。また、そのさま。抜群。「我等が頼む此寺の塔も—抜群にて」〈露伴・五重塔〉
ぜんさい‐るい【前鰓類】
腹足綱前鰓亜綱の軟体動物の総称。サザエ・アワビ・オキナエビスガイなどの巻き貝で、えらが心臓より前にある。
そうかく‐るい【双殻類】
⇒二枚貝(にまいがい)
そうき‐るい【総鰭類】
古生代デボン紀中期に現れた硬骨魚類の一群。頭蓋骨(とうがいこつ)が前後二つの部分から構成されることが特徴。現生種にシーラカンスがある。
そうきん‐るい【藻菌類】
真菌の一群。ミズカビ・ケカビなど。主に水生で、体は分岐した無色の菌糸からなる。分類学上は、ツボカビ類・サカゲカビ類・卵菌類・接合菌類として独立に扱われることが多くなっている。
そうきん‐るい【走禽類】
主に地上で生活し、よく走る鳥の総称。ダチョウ・キジ・ニワトリなど。
そうしよう‐るい【双子葉類】
⇒双子葉植物
そうし‐るい【双翅類】
双翅目の昆虫の総称。ハエ・アブ・カ・ガガンボなど。刺す、またはなめるのに適する口をもつ。前翅(まえばね)一対は膜質、後ろ翅は退化して棒状で、飛ぶときの平衡を保つ平均棍(へいきんこん)となる。完全...