ばいきゃく‐るい【倍脚類】
倍脚綱の節足動物の総称。体は頭部と胴部とに分かれ、胴部のほとんどの体節に二対ずつ脚をもつ。ヤスデ類。
ばんさい‐るい【板鰓類】
軟骨魚綱板鰓亜綱の魚の総称。サメ類・エイ類の大部分が含まれる。えら・えらあなは5〜7対あり、体表には楯鱗(じゅんりん)とよぶざらざらしたうろこがある。海産で肉食性。
ばんぴ‐るい【板皮類】
シルル紀に出現し、石炭紀に絶滅した原始的な魚類。体の大部分が硬い骨板で覆われているので、甲冑魚(かっちゅうぎょ)ともよばれる。
ばん‐るい【伴類】
つき従う一味とその家来。「ここに良正ならびに因縁、—は、兵の恥を他堺におとし」〈将門記〉
ヒドロちゅう‐るい【ヒドロ虫類】
《(ラテン)Hydrozoa》ヒドロ虫綱の腔腸(こうちょう)動物の総称。多くは、無性生殖をするポリプ型と有性生殖をするクラゲ型との世代交代を行うが、どちらか一方しかないものもある。ポリプは円筒形...
ひのう‐るい【被嚢類】
尾索類(びさくるい)の旧称。
ひ‐るい【比類】
それとくらべられるもの。同じたぐいのもの。「—ない経験」「—なくすばらしい」
ひんし‐るい【貧歯類】
貧歯目の哺乳類の総称。歯が全くないか、あっても歯根がなくエナメル質を欠く不完全な歯をもつ。アリクイ・ナマケモノ・アルマジロの3科が含まれ、中南米に分布。
ひんもう‐るい【貧毛類】
貧毛綱の環形動物の総称。頭部に触手や眼点はなく、胴部には剛毛をもつが多毛類より貧弱。ミミズ類。
ひん‐るい【品類】
さまざまのたぐい。種類。「罪悪の—状情を察す可し」〈津田真道訳・泰西国法論〉