したて‐まわし【下手回し】
1 相撲で、下手で相手のまわしをつかむこと。また、そのまわし。 2 帆船の運用法の一。逆風帆走の際に、帆と舵(かじ)の操作で船首を風下側に回し、風を受ける舷(げん)を変えて針路を変更すること。
せっ‐ぴ【雪庇】
山の稜線(りょうせん)上の風下側に庇(ひさし)のように張り出した積雪。《季 冬》
せつ‐ごう【雪濠】
高山の稜線(りょうせん)の窪地(くぼち)にできる雪がたまった濠状(ほりじょう)のもの。卓越風の風下側にできて、夏にも残雪があることが多い。
ダウンウオッシュ【downwash】
1 飛行機の翼面を通り過ぎた気流が下向きに屈折すること。また、ヘリコプターやVTOL機で下向きに発生する気流のこと。吹き下ろし。 2 煙突から排出された煙が上昇せず、風下に降下すること。煙の排出...
とび‐ひ【飛(び)火】
[名](スル) 1 火の粉が飛び散ること。また、その火の粉。 2 火事のとき、火の粉が飛んで離れた場所に燃えうつること。また、燃えうつったその火。「風下に—する」 3 事件の影響などが、無関係と...
にほんかいかんたいきだん‐しゅうそくたい【日本海寒帯気団収束帯】
冬季の日本海に現れる収束帯。冬型気圧配置が強まり、長白山脈で二分された大陸からの寒気の流れが、風下の日本海で収束することによって形成される。雪雲が発達しやすく、北陸・山陰地方にしばしば大雪をもた...
にんじんじょう‐ぐも【人参状雲】
気象衛星による画像で、にんじん状の細長い三角形をした雲。風上から風下に向かって広がる積乱雲の列と、上層の風で流されるかなとこ雲からなる。風上側の先端部分は、豪雨・突風・雷など激しい気象現象を伴う...
バルハン【barchan】
砂漠地帯で見られる典型的な砂丘。上から見ると三日月形で、風上側は緩やかな勾配の凸面を成し、風下側は急傾斜の凹面で両端が角のように延びる。風が強い割に砂の供給が少ない場所で見られる。バルカン。三日...