アジア‐かぜ【アジア風邪】
1957年4月に香港から流行が始まり、東南アジアなどを経て全世界で流行したインフルエンザ。日本でも約5700人が死亡した。
おしち‐かぜ【お七風】
享和年間(1801〜1804)ごろ、江戸本郷の八百屋お七の放火事件のあとではやった流行性感冒(インフルエンザ)。
おたふく‐かぜ【阿多福風邪】
《おたふく面のような顔になるところから》流行性耳下腺炎(じかせんえん)の俗称。
かぜ【風】
[名] 1 空気のほぼ水平方向の運動。風向と風速で動きを表す。山谷風・海陸風のような小規模のものから、中規模の季節風、大規模な偏西風・貿易風などがある。「—が吹く」「涼しい—に当たる」「テント...
スペイン‐かぜ【スペイン風邪】
1918年から1919年にかけて全世界に流行したインフルエンザ。悪性で伝染力が強く、死亡者数は第一次大戦による死者数を上回ったといわれる。
なつ‐かぜ【夏風邪】
夏にひく風邪。夏の風邪。
のど‐かぜ【喉風邪】
咽頭(いんとう)炎を起こす風邪。のどがはれたり痛んだりする。
はな‐かぜ【鼻風邪】
くしゃみや鼻水が出る程度の軽い風邪。「—を引く」《季 冬》
はやり‐かぜ【流行り風邪】
インフルエンザのこと。流行性感冒。《季 冬》
ひき‐かぜ【引(き)風/引(き)風邪】
風邪をひくこと。かぜひき。