ふう‐ぼう【風防】
1 風を防ぐこと。また、そのためのもの。風よけ。防風。「—ガラス」 2 腕時計の文字盤を覆うガラス。 3 ⇒ウインドスクリーン
ふう‐ぼく【風木】
「風樹(ふうじゅ)1」に同じ。
ふう‐み【風味】
1 飲食物の香りや味わい。「—のよい紅茶」 2 そのものやその人などから受ける好ましい感じ。風情。「山居の—を詠じて」〈太平記・一二〉 3 味見をすること。「料理人お—をするとて」〈咄・鹿の子餅〉
ふうみぜっか【風味絶佳】
山田詠美の短編恋愛小説集。70歳になっても恋愛に関しては現役の「グランマ」と、恋愛がうまくいかない孫の志郎、二人を取り巻く周囲の人々を描く。平成17年(2005)刊行。同年、第41回谷崎潤一郎賞...
ふう‐もん【風紋】
風によって砂地の表面にできる模様。 [補説]書名別項。→風紋
ふうもん【風紋】
藤井重夫の小説。昭和34年(1959)刊。
ふう‐ゆ【諷喩/風諭】
[名](スル) 1 他の事にかこつけて、それとなく遠回しにさとすこと。「吾輩の既に再三—したるが如く」〈尺振八訳・斯氏教育論〉 2 比喩法の一。たとえだけを提示して、その本義を間接的に推察させる...
ふうようわかしゅう【風葉和歌集】
鎌倉中期の歌集。20巻。現存本は末尾2巻を欠く。藤原為家撰か。後嵯峨院中宮姞子(よしこ)の命により、文永8年(1271)成立。平安時代から鎌倉初期までの作り物語の中から、和歌約1400首(現存本...
ふう‐らい【風来】
1 風に吹き寄せられたように、どこからともなくやって来ること。また、その人。「案内者などのやっかいにならない—の田舎者」〈寅彦・案内者〉 2 遊里で、初めての客。初会の客。「お茶屋もない—のお客...
ふうらい‐じん【風来人】
「風来坊(ふうらいぼう)」に同じ。「やあやあ、うぬはいづくの—」〈浄・国性爺〉