あすかやま‐こうえん【飛鳥山公園】
東京都北区にある公園。明治6年(1873)開園。日本初の都市公園の一つで、桜の名所として知られる。園内にある渋沢栄一の旧邸は国の重要文化財。
ひ‐ちょう【飛鳥】
空を飛んでいる鳥。また、非常に動作の速いさまをたとえていう。「—の早業(はやわざ)」
飛鳥(ひちょう)尽(つ)きて良弓(りょうきゅう)蔵(かく)る
《「史記」越王勾践世家などから》捕まえる鳥がいなくなると、よい弓も死蔵される。用がなくなれば捨てられることのたとえ。狡兎(こうと)死して走狗(そうく)烹(に)らる。
飛鳥(ひちょう)の摯(う)つや其(そ)の首(くび)を俛(ふ)す
《「淮南子(えなんじ)」兵略訓から》鳥が獲物に飛びかかるときには、まず首を伏せる。才能のある者は、平生はおとなしく控え目で、いざというときにその力を出すことのたとえ。