とぶそり【飛ぶ橇】
小熊秀雄の長編叙事詩集。昭和10年(1935)刊行。
とぶ‐とり【飛ぶ鳥】
[連語]空を飛んでいる鳥。
飛(と)ぶ鳥(とり)跡(あと)を濁(にご)さず
「立つ鳥跡を濁さず」に同じ。
とぶとり‐の【飛ぶ鳥の】
[枕]地名「明日香(あすか)」にかかる。天武天皇の時に、赤い雉の献上を吉兆として朱鳥と改元、明日香にあった大宮を飛鳥(とぶとり)の浄御原(きよみはら)の宮と名づけたところからという。「—明日香の...
飛(と)ぶ鳥(とり)も落(お)ちる
権勢が盛んであることのたとえ。飛ぶ鳥を落とす。
飛(と)ぶ鳥(とり)を落(お)とす勢(いきお)い
権力や威勢が盛んなようす。「—で出世する」
とぶ‐ひ【飛ぶ火/烽/燧】
古代、外敵襲来などの異変を知らせるために、火を燃やし、煙を立てた施設。
とぶひ‐の【飛火野】
奈良市、春日山のふもと、春日野の一部。また、春日野の別名。元明天皇のころに烽火(のろし)台が置かれた。
とぶひ‐の‐のもり【飛ぶ火の野守】
飛火野(とぶひの)の番人。「春日(かすが)野の—いでてみよ」〈古今・春上〉
飛(と)ぶよう
非常に素早かったり、勢いがあったりするさま。「—に走り去る」「新製品が—に売れる」