くい‐やぶ・る【食(い)破る】
[動ラ五(四)]かみついて破る。「猫がごみ袋を—・る」
くい‐より【食(い)寄り】
食事のもてなしなどを目当てに、人が集まってくること。また、利益のために寄り集まること。「親(しん)は泣き寄り、他人は—」
くい‐りょう【食(い)料】
1 食物にするもの。食べ物。 2 食費。食い扶持(ぶち)。
くい‐わかれ【食(い)別れ】
出棺の際、死者と別れるためにとる食事。
くい‐わけ【食(い)分け】
同じものを餌(えさ)とする2種類以上の動物が、同一環境下に置かれると、餌の種類を変えて共存するようになる現象。
く・う【食う/喰う】
[動ワ五(ハ四)] 1 食物をかんでのみ込む。食べる。「飯を—・う」 2 生活をする。暮らしを立てる。「こんな薄給では—・っていけない」 3 口で物をしっかり捕らえる。食いつく。「えさを替えたら...
食(く)うか食(く)われるか
相手を倒すか、こちらが倒されるか。命がけの勝負であるさま。「—の戦い」
食(く)うや食(く)わず
食事も満足にとらないようす。貧しく暮らしているようす。「—でためた金」
くえ◦ない【食えない】
[連語]《動詞「くえる」の未然形+打消しの助動詞「ない」》ずるがしこくて気が許せない。「当たりはやわらかいが、—◦ない奴」
く・える【食える】
[動ア下一]《食うことができる意から》 1 食べる価値がある。おいしく感じる。「値段の割にまあまあ—・える」 2 生活していける。「今の収入では—・えない」→食えない