ちから‐うどん【力饂飩】
餅を入れたかけうどん。
つきみ‐うどん【月見饂飩】
生卵を落としたかけうどん。卵黄を満月に見立てていう。
なべやき‐うどん【鍋焼（き）饂飩】
うどんを、小さい土鍋で、かまぼこ・エビ・卵・野菜などの具とともに煮込んだもの。鍋からじかに食べる。《季 冬》「郭(くるわ)の夜更けて—かな／月斗」
ハイカラ‐うどん【ハイカラ饂飩】
関西地方で、たぬきうどんのこと。
ひもかわ‐うどん【紐革饂飩】
革ひものように平たく打ったうどん。きしめん。
ひらうち‐うどん【平打ち饂飩】
平たく幅広に切ったうどん。ひらうどん。
ほし‐うどん【干し饂飩／乾し饂飩】
干して、保存できるようにしたうどん。
むさしの‐うどん【武蔵野饂飩】
埼玉県西部や東京都多摩地区で食される郷土料理の一つ。太めのうどんを冷やし、熱いつゆにつけて食べる。野菜切れを添えた糧(かて)うどんや、つゆに豚肉を入れる肉汁うどんとして供することが多い。
やき‐うどん【焼き饂飩】
ゆでたうどんに肉・野菜などを加えて油でいためたもの。
よなき‐うどん【夜鳴き饂飩】
夜間、屋台を引くなどして売り歩くうどん屋。また、そのうどん。よなき。《季 冬》
