ひろき‐もちい【広き餅】
広く薄く延ばした餅。のしもちの類か。「果物、—などを、物に入れてとらせたるに」〈枕・八七〉
へい【餅】
[常用漢字] [音]ヘイ(漢) [訓]もち もちい 〈ヘイ〉小麦粉などをこねて焼いて作った食品。「画餅(がべい)・月餅(げっぺい)・煎餅(せんべい)」 〈もち〉もち米を蒸してついた食品。「餅...
へぎ‐もち【折ぎ餅】
餅を薄く切って乾かしたもの。かきもち。
ほね‐せんべい【骨煎餅】
アジ・ウナギ・イワシ・サンマなどの中骨をから揚げにしたもの。
ぼた‐もち【牡丹餅】
1 「御萩(おはぎ)」に同じ。 2 丸くて大きい顔の不器量な女性をあざけっていう語。「—とぬかしたと下女いきどほり」〈柳多留・五〉
まがり‐もちい【糫餅/環餅】
唐菓子の一。米・麦の粉をこねて細く引き伸ばし、ひねって輪のようにして、油で揚げたもの。まがり。〈新撰字鏡〉
まめ‐もち【豆餅】
黒豆・赤えんどうなどの入った塩味の餅。
まる‐もち【丸餅/円餅】
まるい形にととのえた餅。→鏡餅
みか‐の‐もちい【三日の餅】
平安時代、婚礼後3日目の夜に、妻の家で新郎・新婦に食べさせた祝い餅(もち)。また、その儀式。三日夜(みかよ)のもち。
みかよ‐の‐もち【三日夜の餅】
⇒三日(みか)の餅(もちい)