こう‐ぼう【香茅】
イネ科の多年草。草地に生え、高さ20〜40センチ。初夏、淡褐緑色の穂を円錐状につける。全体にかすかな香気がある。
こう‐ぼく【香木】
よいかおりのある木。特に、香道で、薫物(たきもの)に用いるかおりのよい木。沈香(じんこう)・白檀(びゃくだん)など。
こう‐ぼん【香盆】
香炉などをのせる盆。
こう‐まくら【香枕】
中で香をたくようになっている枕。表面に蒔絵(まきえ)を施してある。伽羅枕(きゃらまくら)。
こう‐み【香味】
飲食物のかおりと味。「ぶどう酒の—を試す」「—野菜」
こうみ‐やさい【香味野菜】
香りを添え、味を引き立てるために用いられる野菜。ショウガ・ニンニク・ミョウガなど。→ブーケガルニ
こうみ‐りょう【香味料】
飲食物に香味を添えるために加えるもの。シソ・ネギ・ユズ・ゴマ・サンショウなど。薬味。
こう‐もと【香元】
香会(こうえ)の主催者。
こう‐ゆ【香油】
頭髪につけたり体に塗ったりする、においのよいあぶら。
こう‐ら【香螺】
ナガニシの別名。《季 夏》