こうらん‐けい【香嵐渓】
愛知県豊田市足助(あすけ)町にある渓谷。矢作(やはぎ)川支流の巴(ともえ)川と足助川の合流点手前にある約1キロメートルの渓流。背後に飯盛山がそびえ、その山麓に香積(こうじゃく)寺がある。紅葉の名...
こう‐りょう【香料】
1 食品や化粧品などに芳香をつける材料とするもの。 2 「香典(こうでん)」に同じ。
こうりょう‐しょとう【香料諸島】
インドネシア東部、スラウェシ島とニューギニア島の間に浮かぶモルッカ諸島の別称。古くから香料の産地として知られたことに由来する。
こうれん‐たい【香奩体】
《「香奩」は化粧道具を収める箱》漢詩で、女性の姿態や男女の恋愛感情などを写した艶麗な詩体。唐の韓偓(かんあく)の詩集「香奩集」に代表される。
こう‐ろ【香炉】
香をたくための器。元来は仏具であるが、香道や床の間の置物飾りなどにも用いられる。形はさまざまで、陶磁器や金属製のものなどがある。香盤。
こうろ‐ほう【香炉峰】
中国江西省北端にある廬山(ろざん)の一峰。形が香炉に似る。白居易の「香炉峰の雪は簾(すだれ)をかかげてみる」の詩句は有名。
香(こう)を聞(き)・く
香をたいて、そのにおいをかぐ。
香(こう)を闘(たたか)わ・す
複数の人が、それぞれに持ちよった香をたいて、その優劣を争う。
こり【香】
香(こう)の古名。「手に香鑪(かうろ)を執りて—を焼きて発願(こひねが)ふ」〈皇極紀〉
しい‐たけ【椎茸/香蕈】
ツキヨタケ科のキノコ。春・秋に、クヌギ・シイ・クリ・ナラなどの広葉樹の枯れ木や切り株に生える。傘は黒褐色か茶褐色。代表的な食用キノコで、人工栽培もされる。《季 秋》「—に時雨(しぐ)れぬ日とてな...