ず‐こう【頭香】
僧や修験者が行う荒行の一で、頭の上で香をたくこと。
せい‐こう【清香】
清らかな香り。よい香り。
せん‐こう【浅香】
香木の一。沈香(じんこう)の若木で、材質は白く粗いもの。
せん‐こう【線香】
1 白檀(びゃくだん)・丁字(ちょうじ)・沈香(じんこう)などの香料の粉を松やになどで練り固めて線状にしたもの。火をつけて仏前に供える。 2 「線香代2」の略。「その代り—は自腹を切りますよ」〈...
そこう【蘇合香】
雅楽。唐楽。盤渉(ばんしき)調で新楽の大曲。舞は六人舞。インドのアショカ王が蘇合香(そごうこう)の薬草で大病の平癒したのを喜ぶ曲という。
そごう‐こう【蘇合香】
1 マンサク科の落葉高木。高さ約10メートル。葉は手のひら状に裂ける。花は小さく、淡緑色。小アジアに産する。 2 1の樹脂を原料とした香料。 ⇒そこう(蘇合香)
ただ‐か【直香/直処】
語義未詳。その人自身、そのもの自体の意か。一説に、その人のけはいやようすの意ともいう。「聞かずして黙(もだ)もあらましをなにしかも君が—を人の告げつる」〈万・三三〇四〉
だい‐ういきょう【大茴香】
マツブサ科の常緑低木。シキミに似て、葉の付け根に黄白色の花をつける。果実は袋果が星状に並んでつく。果実を乾燥させたものを八角・スターアニスなどといい、香辛料や健胃薬に用いる。中国南部およびインド...
だい‐こう【代香】
代理の焼香をすること。また、その人。
だん‐こう【檀香】
香木の栴檀(せんだん)・白檀・紫檀などの総称。