うま‐ゆみ【騎射/馬弓】
馬上で行う弓矢の競技。端午の節会(せちえ)に行う近衛の武官の騎射(きしゃ)をはじめ、流鏑馬(やぶさめ)・笠懸(かさがけ)・犬追物などの総称。まゆみ。きしゃ。→歩射(かちゆみ)
き【騎】
[接尾]助数詞。馬に乗った人を数えるのに用いる。「数千—の軍兵」
き【騎】
[常用漢字] [音]キ(漢) 1 馬に乗る。またがって乗る。「騎虎(きこ)・騎士・騎手・騎乗・騎馬・騎兵」 2 馬に乗った人。「軽騎・単騎・鉄騎・一騎当千」 [名のり]のり
き‐こ【騎虎】
虎(とら)の背に乗ること。
き‐こう【騎行】
[名](スル)馬に乗って行くこと。「君僕と共に—するや」〈織田訳・花柳春話〉
騎虎(きこ)の勢(いきお)い
《「隋書」独孤皇后伝から》虎に乗った者は途中で降りると虎に食われてしまうので降りられないように、やりかけた物事を、行きがかり上途中でやめることができなくなることのたとえ。
き‐し【騎士】
1 馬に乗っている武士。 2 中世ヨーロッパにおける戦士階級の呼称。領主に仕え、武芸・礼節などの修業を通じて、騎士道を実践した。ナイト。
きしオルランド【騎士オルランド】
《原題、(イタリア)Orlando Paladino》ハイドンのイタリア語によるオペラ。全3幕。1782年にハンガリーのエステルハージ宮殿で初演。台本はN=ポルタ。エステルハージ家のために書いた...
きし‐しゅうどうかい【騎士修道会】
⇒宗教騎士団
きしだん‐せりょういん【騎士団施療院】
《Sacra Infermeria》マルタの首都バレッタにある建物。16世紀にマルタ騎士団の施療院として建造。聖エルモ砦に隣接し、グランド港を見下ろす高台に位置する。現在は地中海会議センターにな...