また‐ぞろ【又候】
[副]《副詞「また」に「そうろう」が付いた「またぞうろう」の音変化》同じようなことがもう一度繰り返されるさま。あきれた気持ちや一種のおかしみを込めていう。またしても。またもや。「—遊びの虫が騒ぎだす」
マーガレット【Margaret】
天王星の第23衛星。2003年に発見された。名の由来はシェークスピア「空騒ぎ」の登場人物。天王星系の外側の衛星のほとんどが天王星の自転と逆向きに公転するのに対し、マーガレットのみが順行する。直径...
み‐がく・る【水隠る】
[動ラ下二]水の中に隠れる。水の中にあって見えなくなる。「—・れてすだく蛙のもろ声に騒ぎぞわたる井手のうき草」〈今鏡・四〉
むね‐はしり【胸走り】
「胸(むな)騒ぎ」に同じ。「かたはらいたしと思ひつつ、さすがに—するを」〈かげろふ・中〉
むねはしり‐び【胸走り火】
《「胸走り」と「走り火」とを重ねた語》胸騒ぎがして落ち着かない思いを、はじけ飛ぶ火にたとえていう語。「人に逢はむ月のなきには思ひおきて—に心焼けをり」〈古今・雑体〉
め‐ぢか・い【目近い】
[形][文]めぢか・し[ク] 1 目のすぐ近くである。「—・く迫る山並み」 2 いつも見なれている。「例はさしもさるもの—・からぬ所にもて騒ぎたる」〈枕・三〉
めで‐ゆす・る【愛で揺する】
[動ラ四]世間がこぞってほめちぎる。大騒ぎしてほめる。「その頃、世に—・りける」〈源・少女〉
もて‐さわ・ぐ【もて騒ぐ】
[動ガ四]大騒ぎする。もてはやす。「いと深き堀にて、とみにえ引き上げでとかく—・ぐ程に」〈落窪・二〉
もの‐うらみ【物恨み】
嫉妬(しっと)して、うらむこと。「まだきに騒ぎて、あいなき—し給ふな」〈源・若菜上〉
やい‐やい
[感] 1 ぞんざいな呼びかけに発する語。「—、もっと気をつけてものを言え」 2 呼びかけに発する語。「—、むさとそばへな寄りおっそ」〈虎清狂・蟹山伏〉
[副]言いたてたり催促したりするさま...