ばく【驀】
[音]バク(漢) まっしぐらに突き進む。「驀進・驀地(ばくち)」 [難読]驀地(まっしぐら)
ばく‐しん【驀進】
[名](スル)まっしぐらに進むこと。「戦車が—する」「連勝街道を—する」
ばく‐ぜん【驀然】
[ト・タル][文][形動タリ]まっしぐらに進むさま。急に起こるさま。「黒風一陣雨を巻て—として天(そら)より下し来(き)」〈露伴・日蓮上人〉
ばく‐ち【驀地】
[形動][文][ナリ]急に起こるさま。まっしぐらに進むさま。「事実を事実と証する程の出来事が—に現前せぬうちは」〈漱石・幻影の盾〉
ましぐら【驀地】
[形動ナリ]「まっしぐら」に同じ。「—に打って出でたり」〈太平記・九〉
まっしぐら【驀地】
[副]《古くは「まっしくら」か》激しい勢いで目標に向かって突き進むさま。いっさんに。「ゴールめざして—に走る」「出世街道を—に進む」