うし‐の‐ほね【牛の骨】
素性のはっきりしない者をあざけっていう言葉。馬の骨。
うたく‐こつ【烏啄骨】
⇒烏口骨(うこうこつ)
うで‐ぼね【腕骨】
1 腕の骨。わんこつ。 2 腕の力。腕力。また、腕前。「鉢巻き、襷(たすき)、尻からげ、—試し、力試し」〈浄・博多小女郎〉
うま‐の‐ほね【馬の骨】
素性のはっきりしない者をあざけっていう語。「どこの—だか知れないやつ」
えら‐ぼね【鰓骨】
1 魚類のえらの内側にあって、えらを支えている弓状の骨。 2 あごの骨。えら。 3 相手の口をののしっていう語。「や、ちょこざいな、けさい六。—ひっかいてくれべい」〈浄・油地獄〉
おうぎ‐ぼね【扇骨】
扇の芯にする、細長く割いた竹。
おお‐ぼね【大骨】
1 大きな骨。太い骨。 2 非常に苦労すること。「とんだ—だった」「—を折る」
お‐こつ【御骨】
「骨(こつ)1」の美化語。
おと‐ぼね【音骨】
《「おどぼね」とも》 1 音声を卑しめていう語。「—立つるな、女め」〈浄・油地獄〉 2 音声を出す口・のどを卑しめていう語。「大言の吐くその—、おっつけ踏みさいてくれんず」〈浄・先代萩〉
おや‐ぼね【親骨】
扇の両端にある太い骨。⇔子骨。