たかにく‐ぞうがん【高肉象眼】
象眼技法の一。はめ込むほうの金属面を地の面より浮き上がらせるもの。
たか‐にくぼり【高肉彫(り)】
1 彫金の技法の一。文様を高く浮き上がらせるもの。厚手の金属の地の部分を深く彫ったり、金属板を裏から打ち出して表から彫りととのえたりする方法などがある。 2 ⇒高浮き彫り
たか‐ね【高値】
1 値段の高いこと。高い値段。⇔安値。 2 取引市場で、1日とか1か月といった一定期間のうちでついた最も高い値段。⇔安値。
たか‐ね【高嶺/高根】
高い山。高い峰。「富士の—」
たか‐ね【高音】
1 鳥の鳴き声や音楽の調子の高いこと。「鶯の—」 2 高低2種の三味線の合奏で高い音のほう。上調子(うわぢょうし)。 3 能管・一節切(ひとよぎり)・尺八などの曲名・曲節名。高音域で始まる曲が多い。
たかね‐おろし【高嶺颪】
高い山の上から吹きおろしてくる風。
たかね‐ざくら【高嶺桜】
ミネザクラの別名。
たかね‐つかみ【高値掴み】
相場がまだ上がると思って買ったところ、その直後に下がり、結果的に高い値段で買ってしまうこと。
たかね‐つめくさ【高嶺爪草】
ナデシコ科の多年草。高山に自生し、高さ4〜7センチ。葉は線形。夏、白い花を開く。
たかね‐なでしこ【高嶺撫子】
ナデシコ科の多年草。中部以北の高山帯の岩石地に自生し、高さ約20センチ。花は濃紅色の5弁花で、縁は細く深く裂けている。