ちょび‐ひげ【ちょび髭】
わずかばかり、鼻の下にはやした髭。
つくり‐ひげ【作り髭】
1 髭のない人が髭のあるように見せるためにつけるもの。かりひげ。つけひげ。 2 昔、蝋(ろう)と松脂(まつやに)をまぜたものをつけて髭の形をととのえたもの。 3 江戸時代、奴(やっこ)などが鍋墨...
虎(とら)の髭(ひげ)を拈(ひね)・る
きわめて危険な行いをすることのたとえ。虎の髭を数える。
なまず【鯰】
1 ナマズ目ナマズ科の淡水魚。流れの緩やかな川や湖沼の泥底にすみ、全長約50センチ。頭部は縦扁するが尾部は側扁し、うろこはない。口ひげは4本ある。体色は暗褐色ないし緑褐色で、雲形斑紋のあることが...
ならわ‐か・す【習はかす】
[動サ四]こらしめる。思い知らせる。「あまり気随にあたった程に、ちと—・いておぢゃる」〈虎明狂・髭櫓〉
はね‐だいもく【跳ね題目】
「髭題目(ひげだいもく)」に同じ。
はん‐ぱく【半白/頒白/斑白】
白髪が半分まじっていること。また、その毛髪。「—の口髭を撫でながら」〈荷風・つゆのあとさき〉
ひげ【髭/鬚/髯】
1 人、特に男性の口の上やあご・ほおのあたりに生える毛。 2 動物の口のまわりに生える長い毛状の突起物。また、昆虫の口器にみられる二対の細い突起物。 3 1や2を思わせる形状のもの。「巻き—」「...
ひげきり【髭切】
源氏重代の宝刀。罪人の首をはねたところ、髭もろともに切ったことから名づけられたという。→膝丸(ひざまる)
髭(ひげ)食(く)い反(そ)ら・す
髭を口にくわえたように生やし、その先の方を反らす。威張ったさまをいう。「—・して、あのおしゃんすことわいな」〈根無草・序〉