じん‐く【神供】
《「じんぐ」とも》 1 神への供え物。供物(くもつ)。 2 密教で、修法などを行じるとき、道場外に壇を設けて十二天や鬼神に供養する作法。
じんじゃ‐だいしょう【深沙大将】
仏教守護神の一。砂漠で危難を救うことを本誓とする鬼神で、病気をいやし、魔事を遠ざけるという。像は忿怒(ふんぬ)の相をし、全身赤色で左手に青蛇をつかみ、右のひじを曲げて手のひらを上げる。「般若経」...
じんまく‐きゅうごろう【陣幕久五郎】
[1829〜1903]幕末の力士。第12代横綱。出雲(いずも)の人。本名、石倉槙太郎。幕内19場所中87勝5敗で「負けず屋」といわれた。→第11代横綱不知火(しらぬい) →第13代横綱鬼面山(き...
すい‐き【水鬼】
1 水をつかさどるという鬼。 2 航海中に現れる怪物。船幽霊(ふなゆうれい)。
すい‐らん【翠巒】
緑色に連なる山々。「淡路島の—が鏡にうつした景色の様に」〈百閒・百鬼園随筆〉
すいりく‐え【水陸会】
施餓鬼(せがき)会の一種。水陸の生物に飲食物を与えて諸霊を救済しようとする法要。水陸斎。《季 秋》
す‐こ・びる
[動バ上一]ひどくませている。こましゃくれる。「—・びた餓鬼め」〈浄・大織冠〉
す‐だま【魑魅/霊】
1 山林・木石の精気から生じるという霊。人面鬼身で、よく人を迷わすという。ちみ。〈和名抄〉 2 人の霊魂。たましい。〈和名抄〉
すねか
岩手県大船渡市北部、吉浜地区で毎年1月15日に行われる行事。秋田のなまはげに似た鬼の面と蓑(みの)姿の来訪神が家々をまわる。蓑には地元で採れるアワビの殻が付けられ、歩くと鳴る。 [補説]国指定の...
すみ‐か【住み処/住(み)家/棲(み)家/栖】
1 住んでいる所。住まい。「—を移す」 2 好ましくないものの住む所。「鬼の—」