ゆき‐じ【雪路】
雪の降り積もった道。ゆきみち。《季 冬》「—かな薪に狸折りそへて/鬼貫」
よい‐づき【宵月】
宵の間だけ出ている月。特に、旧暦8月の2日から7日ころまでの月。夕月。《季 秋》「—の雲にかれゆく寒さかな/鬼貫」
ようちそが【夜討曽我】
謡曲。四番目物。宮増(みやます)作とされる。曽我物語に取材。曽我兄弟が、父のあだ討ちの供を願う従者の鬼王・団三郎に形見を持たせて帰らせ、夜討ちを果たす。 歌舞伎狂言「夜討曽我狩場曙(ようちそ...
よう‐れい【妖霊】
ばけもの。もののけ。妖怪。「鬼怪—を退け」〈津田真道・明六雑誌一四〉
よつ‐の‐へみ【四つの蛇】
天地や肉体を形成している地・水・火・風の4要素を、4匹の毒蛇にたとえた語。四蛇(しだ)。「—五つの鬼(もの)の集まれる穢(きたな)き身をば厭(いと)ひ捨つべし離れ捨つべし」〈仏足石歌〉
よなごきたろう‐くうこう【米子鬼太郎空港】
米子空港(美保飛行場)の愛称。 [補説]鬼太郎は、当地出身の漫画家水木しげるの作品の主人公の名。
よぶこ‐どり【呼子鳥】
《鳴き声が人を呼ぶように聞こえるところから》古今伝授の三鳥の一。カッコウといわれるが、ほかにウグイス・ホトトギス・ツツドリなどの説がある。《季 春》「松の木と名は知りながら—/鬼貫」
よも‐つ‐しこめ【黄泉醜女】
黄泉(よみ)の国にいる鬼女。「すなはち—を遣はして追はしめき」〈記・上〉
よるのもも【夜の桃】
西東三鬼の句集。昭和23年(1948)刊。
よろい‐やき【鎧焼(き)】
イセエビの鬼殻(おにがら)焼きのこと。