かい【魁】
1 かしら。頭領。首領。 2 他に先んじること。また、そのもの。さきがけ。「伊太利国を以て絃歌の—となす」〈織田訳・花柳春話〉 3 古代中国の杓子(しゃくし)の一種。
かい【魁】
[人名用漢字] [音]カイ(クヮイ)(漢) [訓]さきがけ 1 かしら。首領。「魁首/巨魁・首魁」 2 堂々として大きい。「魁偉・魁傑」 3 北斗七星の第一星。「魁星」 [名のり]いさお・いさむ...
かい‐い【魁偉】
[形動][文][ナリ]顔の造作やからだが人並外れて大きく、たくましい感じを与えるさま。また、いかついさま。「容貌(ようぼう)—な人物」
かいおう‐ひろゆき【魁皇博之】
[1972〜 ]力士。福岡の生まれ。本名、古賀博之。平成12年(2000)、初の幕内優勝を果たすと大関に昇進。その後も長期にわたり活躍し、5度の幕内優勝を成し遂げた。幕内在位107場所は歴代最多...
かい‐がん【魁岸】
体躯が大きく、たくましいこと。「—勇偉、膂力絶倫(りょりょくぜつりん)、満身の花文、人を驚かして自ら異(こと)にす」〈露伴・運命〉
かい‐けつ【魁傑】
体躯(たいく)がずばぬけて大きい人。また、すぐれた人物。
かい‐ご【魁梧】
《「魁」はおおきい、「梧」は壮大なさまの意》からだが大きくりっぱであること。魁偉。「—貞任(さだとう)をあざむく新五が身材」〈蘆花・思出の記〉
かい‐しゅ【魁首】
集団の中で主だった者。かしら。長。特に、悪者のかしら。首魁。
かい‐すい【魁帥】
賊徒などのかしら。頭目。
かいすいえん‐やき【魁翠園焼】
嘉永年間(1848〜1854)美濃高須藩主の松平義建が、江戸郊外角筈(つのはず)(東京都新宿区)の下屋敷魁翠園に瀬戸の陶工を招いて作らせた焼き物。