りん‐ぞく【鱗族】
うろこのある動物。魚類。
りん‐ちゅう【鱗虫】
うろこのある動物。蛇など。
りん‐ぴ【鱗被】
イネ類の花の一部分。雌しべと雄しべとの間にある鱗片状のもの。花被に相当する。
りん‐ぷん【鱗粉】
チョウ・ガなどの体や翅を覆う微小な細片。剛毛の変化したもので、水をはじき、光を反射する。
りん‐ぺん【鱗片】
1 うろこの一片。また、うろこ状のものの細片。 2 生物の体表面にある、うろこ状の構造物。鱗粉(りんぷん)や鱗片葉(りんぺんよう)など。
りんぺん‐よう【鱗片葉】
うろこ状に重なる厚い葉。芽を保護する芽鱗(がりん)やタマネギの鱗茎などにみられる。鱗葉。
うろこ‐ぎ【鱗木】
⇒りんぼく(鱗木)
りん‐ぼく【鱗木】
ヒカゲノカズラに近縁の化石シダ類。古生代石炭紀に繁栄し、ペルム紀に絶滅。高さ約30メートルの巨木で、頂部で分枝し、幹に葉の落ちたあとが鱗(うろこ)状に配列。炭化して良質の石炭となった。レピドデン...
りん‐もう【鱗毛】
葉などの表面に生える、多細胞からなる盾状やうろこ状の毛。グミなどにみられる。
りん‐よう【鱗葉】
「鱗片葉(りんぺんよう)」に同じ。