ちょうじゅうほごく【鳥獣保護区】
鳥獣の保護・繁殖を図るために設定される区域。環境大臣または都道府県知事が定める。かつての禁猟区に代わり制度化。
ちょうじゅうほごほう【鳥獣保護法】
《「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」の略称》日本国内に生息する野生の哺乳類・鳥類について、捕獲・飼養の規制、生息環境の保護、個体数の調整、狩猟に関する制度などを定めた法律。鳥獣保護管理法。鳥獣法。狩猟法。 [補説]前身の狩猟法では狩猟の規制に重点が置かれていたが、第二次大戦後、鳥獣保護の観点から改正が行われ、昭和38年(1963)「鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律」に改称。平成14年(2002)に全面改正され、平成15年(2003)「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」として施行。平成26年(2014)の改正にともない現名称に変更。
ちょうじゅうほう【鳥獣法】
⇒鳥獣保護法
出典:青空文庫
・・・山夫人は、その後永く鳥獣の肉と茶断をして、判事の無事を祈っている・・・ 泉鏡花「政談十二社」
・・・蝙蝠の歌でしょう。鳥獣合戦のときの唱歌でしょう。「そうかね。ひど・・・ 太宰治「俗天使」
・・・蝠は、あれは、むかし鳥獣合戦の日に、あちこち裏切って、ずいぶん得・・・ 太宰治「二十世紀旗手」
出典:gooニュース
県内農作物の鳥獣被害3億4509万円 23年度 6%減も高水準
県庁であった県鳥獣害防止対策推進会議で県農産園芸課が報告した。鳥獣別の被害額は、イノシシが1億9014万円(9%減)で全体の半分以上を占めた。ヒヨドリ3855万円(3%減)、カラス2991万円(4%減)、サル2987万円(15%減)と続く。果樹の苗木などを食べるシカは17%増の1902万円。新たに被害が発生した場所があるなど、生息域拡大の恐れがあるという。
大分の鳥獣被害、過去最少の1億4千万円に イノシシ被害が過半数
動物による農業などへの被害軽減に取り組む大分県鳥獣被害対策本部会議が6日、大分市内で開かれた。2023年度の県内の被害総額は、統計を取り始めた1983年度以来最も少ない約1億4千万円に縮小したことが報告された。 県の関係部局のほか県猟友会や農業、林業団体などの約50人が参加した。会合で公表された鳥獣被害額は前年度比で約900万円の減。
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