とりのみ‐の‐き【鳥海柵】
岩手県胆沢(いさわ)郡金ヶ崎町にあった城柵(じょうさく)。前九年の役に安倍宗任(あべのむねとう)が拠ったもの。
とり‐はだ【鳥肌】
1 皮膚が、羽をむしり取った鳥の皮のようにぶつぶつになる現象。また、その肌。寒さや恐怖などによって立毛筋が収縮し毛が立って起こる。粟(あわ)はだ。「—が立つ」 2 ざらざらしている皮膚。鮫肌(さ...
鳥肌(とりはだ)が立(た)・つ
寒さや恐怖などによって、皮膚に鳥肌があらわれる。鳥肌立(だ)つ。「怪談に—・つ」 [補説]近年、「名演奏に—・つ」のように、深い感動の表現としても用いられることがある。
とり‐びしお【鳥醢】
塩漬けの鳥肉をさらに麹(こうじ)・味醂(みりん)・醤油などに漬けた食品。鳥肉の塩辛。
とり‐フル【鳥フル】
「鳥インフルエンザ」の略。
とり‐ぶすま【鳥衾】
大棟(おおむね)または隅棟(すみむね)などの鬼瓦の上に、反って長く突き出した円筒状の瓦。雀瓦。
とり‐へん【鳥偏】
漢字の偏の一。「鴃(げき)」「鴕(だ)」などの「鳥」の称。
とりべ‐の【鳥辺野/鳥部野】
京都市東山区の清水(きよみず)寺から西大谷に通じるあたりの地名。古く、火葬場があった。鳥辺山。
とりべ‐やま【鳥辺山/鳥部山】
鳥辺野(とりべの)の異称。 地歌。近松門左衛門作詞、湖出金四郎作曲、岡崎検校改調とされる。宝永3年(1706)京都の都万太夫座で上演されたおまん・源五兵衛の道行(みちゆき)を原拠とするが、同...
とりべやましんじゅう【鳥辺山心中】
岡本綺堂の戯曲。新歌舞伎の一。大正4年(1915)初演。親友の弟を討った旗本菊地半九郎と、祇園の遊女お染との鳥辺山での心中を題材としたもの。