とこよ‐の‐ながなきどり【常世の長鳴き鳥】
鶏(にわとり)の別名。「—を集めて鳴かしめて」〈記・上〉
とつぎおしえ‐どり【嫁ぎ教え鳥】
《伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の二神に夫婦の交合を教えたという神話から》セキレイの別名。
とどめ‐どり【禁め鳥】
ウグイスの別名。村上天皇が民家の梅の木を宮中に移すのを断念した鶯宿梅(おうしゅくばい)の故事からいう。
とぶ‐とり【飛ぶ鳥】
[連語]空を飛んでいる鳥。
とも‐ちどり【友千鳥】
群がっている千鳥。むらちどり。むれちどり。《季 冬》「あら磯やはしり馴たる—/去来」
とり【鳥/鶏/禽】
1 (鳥)からだ全体が羽毛で覆われ、翼で空中を飛ぶ恒温動物。鳥類。 2 (鶏)にわとり。 3 鳥肉。特に、鶏の肉。 [補説]曲名別項。→鳥
とり【鳥】
《原題、(ドイツ)Vogel》ハイドンの弦楽四重奏曲第39番ハ長調の通称。1781年作曲。ロシア四重奏曲の第3番。通称は、第1楽章に鳥のさえずりに似た旋律が用いられていることに由来する。
ながなき‐どり【長鳴き鳥/長鳴き鶏】
鶏(にわとり)の別名。
なき‐どり【鳴(き)鳥】
鳴き声を聞くための飼い鳥。
鳴(な)くまで待(ま)とう時鳥(ほととぎす)
機が熟するまで辛抱強く待とう、の意。徳川家康の性格を表現した句「鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥」から。これに対し、「鳴かぬなら殺してしまえ時鳥」が織田信長の、「鳴かぬなら鳴かしてみしょう時鳥」が豊...