かめ‐ばら【亀腹】
1 建築物の基礎部分、多宝塔の上下両層の間、鳥居の柱脚部などを、白漆喰(しろしっくい)などで固めてまんじゅう形に造ったもの。 2 腸などに水やガスがたまって腹が膨れ、静脈が亀甲(きっこう)模様の...
かも【鴨/鳧】
1 カモ目カモ科の鳥のうち、ガン・ハクチョウ類以外の総称。中・小形の水鳥。先の丸い平らなくちばしをもち、指に水かきがある。一般に雄の羽色は派手で、雌は褐色。日本には秋に渡ってきてつがいをつくり、...
かもめ【鴎】
1 チドリ目カモメ科の鳥。全長約45センチ。背が灰色のほかは白く、くちばし・足が黄色。ユーラシア・北アメリカ北部に分布。日本には冬鳥として海岸や港に渡来する。 2 チドリ目カモメ科の鳥のうちアジ...
かもめ‐らん【鴎蘭】
ラン科の多年草。深山に生え、高さ10〜15センチ。広楕円形の葉を1枚つけ、夏に淡紅色の花を2、3個つける。一葉千鳥(いちようちどり)。鴎草。
かや‐くぐり【茅潜】
イワヒバリ科の鳥。全長14センチくらい。上面は赤みがかった暗褐色に縦斑があり、下面は暗灰色。日本特産。高山のハイマツ帯にすみ、低木の間を飛び回る。冬は平地にも下りる。《季 夏》「—聴き天近き尾根...
かや‐の‐いん【高陽院/賀陽院】
平安京の中御門大路南、大炊御門大路北にあった、桓武天皇の皇子賀陽(かや)親王の邸宅。後冷泉(ごれいぜい)・後三条天皇の里内裏(さとだいり)ともなり、のち藤原頼通の邸となる。貞応2年(1223)...
かよ・う【通う】
[動ワ五(ハ四)] 1 一定の区間を定期的に、何度も行き来する。「自転車で学校に—・う」「病院に—・う」 2 ある場所を自由に行き来する。「鳥も—・わぬ南海の孤島」 3 ある場所を通って流れる。...
から‐ごえ【枯ら声】
しわがれた声。かれごえ。「気色(けしき)ある鳥の—に鳴きたるも」〈源・夕顔〉 [補説]一説に、「空声」で、うつろな声の意とも。
カラザ【(ラテン)chalaza】
鳥類の卵黄の両端についているねじれた紐(ひも)状のもの。たんぱく質でできていて、卵黄を卵白の中で一定の位置に保つ。
からす【烏/鴉】
1 スズメ目カラス科カラス属の鳥の総称。全長33〜61センチ。全体に黒色か、黒に灰色や白色の部分をもつ。くちばしが大きく、雑食性。南アメリカとニュージーランドを除く世界中に約40種が分布。日本で...