ほう‐しょう【鳳笙】
笙の美称。外観が羽を休めた鳳凰(ほうおう)の姿に似ているところからいう。
ほう‐じ【鳳児】
「鳳雛(ほうすう)」に同じ。
ほう‐じ【鳳字】
《「世説新語」簡傲から》「鳳」の字を二つに分けると「凡」「鳥」となるところから、才能のない平凡な人物をあざけっていう語。
ほう‐じゃく【蜂雀蛾/鳳雀蛾】
スズメガ科の昆虫。翅(はね)の開張約4.5センチ。前翅は灰褐色、後ろ翅は黄褐色。昼飛性で、ツリガネソウなど筒状の花に集まり、ハチドリのように停空して蜜を吸う。幼虫の食草はカワラマツバ・アカネなど。
ほう‐じょう【鳳城】
1 《中国の漢代、門に銅製の鳳凰(ほうおう)を飾ったところから》宮城。皇居。禁裡。 2 都。都城。帝京。
ほう‐すう【鳳雛】
鳳凰(ほうおう)のひな。転じて、将来すぐれた人物になることが期待される少年。鳳児。麒麟児(きりんじ)。「伏竜—」
ほう‐せい【鳳声】
1 鳳凰(ほうおう)の鳴き声。転じて、貴人の声。 2 他人を敬って、その伝言・音信をいう語。
ほうせん‐か【鳳仙花】
ツリフネソウ科の一年草。高さ約60センチ。葉は長楕円形で互生する。夏から秋、葉のわきに花を横向きにつけ、色は赤・桃・白色や絞りなど。実は熟すと破れて種子を飛散する。インド・中国の原産で、日本には...
ほう‐ち【鳳池】
1 宮中の池の美称。 2 中書省の異称。
ほう‐び【鳳尾】
鳳凰(ほうおう)の尾。また、そのような形のもの。