なる‐こ【鳴子】
1 田畑が鳥獣に荒らされるのを防ぐための仕掛け。横板に数本の竹片をぶら下げたものを縄に掛け連ね、縄を引くと音が鳴るようにしたもの。ひきいた。《季 秋》「引かで鳴る夜の—の淋しさよ/漱石」 2 1...
ね‐しな【寝しな】
《「しな」は、…するときの意の接尾語》寝ようとするとき。また、眠りについたばかりのころ。ねぎわ。「—に電話が鳴る」
のど‐つづみ【喉鼓】
食欲が盛んに起こるとき、のどがごくりと鳴ること。「思わず—を鳴らす」
のの
神仏・日月など、尊ぶべきものをさしていう幼児語。ののさま。「弁(わきま)へ知らぬ稚子が、鉦(かんかん)が鳴る、—参ろ、と仏頼むも」〈浄・小野道風青柳硯〉
は‐おと【刃音】
刀剣の刃がものに当たって鳴る音。また、切り合いで、刀剣の刃が当たり合って鳴る音。
はたた・く
[動カ五(四)] 1 旗などが風に吹かれてはたはたと鳴る。はためく。「頭上に—・く旗のそよぎを耳にして」〈蘆花・思出の記〉 2 雷が鳴りとどろく。はためく。「水無月の照り、—・くにも障らず来たり...
はつ‐がみなり【初雷】
立春後、初めて鳴るかみなり。はつらい。
はら‐はら
[副](スル) 1 小さいものや軽いものが、静かに続けて落ちかかるさま。「涙を—(と)落とす」「花びらが—(と)散る」 2 髪が垂れかかるさま。「後れ毛が—と肩にかかる」 3 成り行きを危ぶんで...
ハート【heart】
1 心臓。「—が高鳴る」 2 心。感情。「—のこもったもてなし」「暖かい—の持ち主」 3 愛情。恋心。「—を射止める」 4 トランプの♥の模様。また、その模様のついた札。
ばさり
[副] 1 広がりのあるものが落ちたりかぶさったりして立てる音を表す語。「風でテントが—と鳴る」「開いた本が—と落ちる」 2 思い切りよく切る音や、そのさまを表す語。「大枝を—と切り落とす」