こうのす‐にんぎょう【鴻巣人形】
鴻巣市産の人形。天正年間(1573〜1592)ごろから農家の副業として作られた。雛人形が中心で、初期は土人形、のち、練り物の京人形風となった。
こうのす‐びな【鴻巣雛】
鴻巣市産の雛人形。頭と手足を型抜きし、綿繻珍(めんしゅちん)などで胴を包み、黒塗りの台の上に立てたもの。
こうのまい‐こうざん【鴻之舞鉱山】
北海道北東部、紋別(もんべつ)市にあった金銀鉱山。昭和48年(1973)閉山。
こう‐はん【洪範/鴻範】
手本となるような大法。模範。 (洪範)「書経」の周書の編名。天下を治める大法を伝説上の夏の禹(う)王の名に託して述べたもの。戦国時代に儒教の立場からまとめられた政治哲学の書と考えられている。
こう‐もう【鴻毛】
鴻(おおとり)の羽毛。非常に軽いもののたとえ。「命を—より軽いとみる風潮」
コウモウ‐オーエス【鴻蒙OS】
⇒ハーモニーOS
こうもん【鴻門】
中国陝西(せんせい)省臨潼県東部の地名。
こうもん‐の‐かい【鴻門の会】
中国、秦末の前206年、漢の劉邦(りゅうほう)と楚の項羽(こうう)とが鴻門で行った会見。項羽の臣の范増(はんぞう)が劉邦を殺害しようとしたが、劉邦は張良・樊噲(はんかい)らの計で逃れた。
こう‐ろ【鴻臚】
1 中国の官職名。外国からの来賓の応接を担当した職。 2 「鴻臚館」の略。 3 「鴻臚寺」の略。
こうろ‐かん【鴻臚館】
奈良・平安時代の外国使節接待のための施設。難波(なにわ)・太宰府・京都などに置かれた。