じ‐どり【地鳥/地鶏】
《「じとり」とも》 1 土着の鶏のこと。その地方で品種化された鶏。 2 (「地鳥」と書く)その土地でとれた鳥。「—の鴨(かも)」〈浮・胸算用・三〉 [補説]1で、JAS法には、血統だけでなく、2...
じゅ‐けい【綬鶏】
キジ科ジュケイ属の鳥の総称。鶏大で、赤・灰・褐色などの地に白や灰色の斑点がある。雄は頭部に肉質の突起や、のどに肉垂れをもつ。中国からヒマラヤにかけ5種が分布。吐綬鶏(とじゅけい)。
すい‐けい【水鶏】
クイナのこと。
チャボ
鶏の小形品種の総称。尾羽が直立し、脚は短い。愛玩用。ウズラチャボ・カツラチャボ・ミノヒキチャボなど。名は原産地のインドシナのチャンパーにちなむ。天然記念物。 [補説]「矮鶏」とも書く。
ちょうび‐けい【長尾鶏】
⇒尾長鶏(おながどり)
つめば‐けい【爪羽鶏】
キジ目ツメバケイ科の鳥。カッコウ目とすることもある。全長約60センチで、全体に淡褐色。ひなの翼に爪があり、木に登るのに用いる。南アメリカ北部に生息。
てっ‐けい【竹鶏】
キジ科の鳥。大きさや体色はコジュケイに似る。台湾特産。台湾小綬鶏。
とう‐けい【闘鶏】
鶏を戦わせて勝負を争うこと。また、その鶏。鶏合わせ。奈良時代に唐から伝わり、陰暦3月3日の宮廷行事にもなった。《季 春》
とうけん‐がけい【陶犬瓦鶏】
《「金楼子」立言上から》焼き物の犬と瓦で作った鶏。形だけで役に立たないもののたとえ。
とう‐まる【唐丸/鶤鶏】
1 ニワトリの一品種。長鳴き鶏(どり)の一。羽色は一般に黒色で、新潟県で作り出された。 2 「唐丸籠(かご)」の略。