かぬま【鹿沼】
栃木県中西部の市。鹿沼土を特産し、木工業が盛ん。近世は日光例幣使街道の宿場町として栄えた。平成18年(2006)1月、粟野町を編入。人口10.2万(2010)。
かぬま‐し【鹿沼市】
⇒鹿沼
かぬま‐つち【鹿沼土】
鹿沼市を中心に分布する、関東ローム層中の軽石土。赤城山の火山噴出物が風化したもの。黄色で米粒状。保水性と通気性がよく、園芸用土とする。
かのう‐ざん【鹿野山】
千葉県南部、君津市と富津市の境にある山。標高379メートル。神野寺(じんやじ)がある。
か‐の‐こ【鹿の子】
1 シカの子。転じて、シカ。かこ。《季 夏》「廻廊を—が駆くる伽藍かな/誓子」 2 「鹿の子絞り」の略。 3 「鹿の子斑(まだら)」の略。 4 「鹿の子餅(もち)」の略。
かのこ‐あみ【鹿の子編み】
棒針編みの一。表編みと裏編みを上下左右ともに交互にして凹凸を出す方法。また、その編み地。苔(こけ)編み。
かのこ‐うお【鹿の子魚】
イットウダイの別名。
かのこ‐うち【鹿の子打ち】
木材を手斧(ちょうな)でまだらに削ること。鹿の子削り。
かのこ‐おび【鹿の子帯】
鹿の子絞りの模様の帯。
かのこ‐が【鹿の子蛾】
鱗翅(りんし)目カノコガ科のガ。翅(はね)の開張3〜4センチ。翅は黒色の地に白紋が散在し、体に橙色の2本の帯がある。日中に樹間や草むらを弱々しく飛ぶ。幼虫の食草はスイバ・ギシギシ・タンポポなど。...