せん‐れい【繊麗】
[名・形動]ほっそりとして美しいこと。また、そのさま。「—な割合に下顎骨の発達した」〈有島・或る女〉
せん‐れい【鮮麗】
[名・形動]あざやかできれいなこと。また、そのさま。「小(ちさ)い弁当箱に入った—な鯛のおつくりなどを」〈近松秋江・青草〉
そう‐れい【壮麗】
[名・形動]規模が大きくて美しいこと。また、そのさま。「—な大聖堂」
たん‐れい【淡麗】
日本酒の口当たりが、さっぱりとしていて癖がないこと。糖度と酸味の低いものにいう。「—辛口」→濃醇(のうじゅん)
たん‐れい【端麗】
[名・形動]姿・形が整っていて、美しいこと。また、そのさま。「—な顔だち」
て‐ぎれい【手綺麗/手奇麗】
[形動][文][ナリ]手仕事などのでき上がりがみごとなさま。「塗りが—に仕上がる」
てん‐れい【典麗】
[名・形動]きちんと整っていて美しいこと。また、そのさま。「—な姿」
びもく‐しゅうれい【眉目秀麗】
[名・形動]容貌のすぐれて美しいこと。特に、男性の顔だちが端正で整っていること。また、そのさま。「—な(の)青年」
び‐れい【美麗】
[名・形動]美しくあでやかなこと。また、そのさま。「—な装丁の本」
ふ‐れい【富麗】
[名・形動]豊かで美しいこと。また、そのさま。「若し其天性深玄にして—なれば」〈二葉亭訳・美術の本義〉