きいろ‐だからがい【黄色宝貝】
タカラガイ科の巻き貝。潮間帯の岩礁・サンゴ礁にすむ。殻高3センチくらい、殻は黄色。インド洋や西太平洋に分布し、古くは中国やインドで通貨として用いられた。めんがただから。
き‐うるし【黄漆】
透き漆に黄色の顔料をまぜた漆。毒性が強い。
き‐おおつ【黄大津】
黄色の粘土に消石灰・苆(すさ)を混ぜた、上塗り用の壁土。
き‐おどし【黄威】
黄染めの糸・革を用いた鎧(よろい)の威。
き‐おん【黄苑】
キク科の多年草。深山に生える。高さ60〜90センチ。葉は披針形で縁にぎざぎざがあり、互生。夏、多数の黄色い花を散房状につける。ひごおみなえし。
き‐からすうり【黄烏瓜】
ウリ科の蔓性(つるせい)の多年草。山野に自生し、巻きひげで他に絡む。葉は心臓形で浅い切れ込みがある。雌雄異株。夏、白い花が咲く。果実は黄色く熟す。漢方で塊根を栝楼根(かろうこん)といい薬用。また...
き‐がね【黄金】
黄金(こがね)のこと。近世、特に大判・小判をさす。「都の人に—八十枚に代(しろ)なしてより」〈浮・織留・二〉
き‐がみ【黄紙】
江戸時代、奉行などが上司に差し出す伺い書に添付した黄色の紙片。
き‐がらちゃ【黄枯ら茶/黄唐茶】
1 染め色の名。薄い藍色を帯びた薄茶色。 2 「黄枯ら茶飯」の略。
きがらちゃ‐めし【黄枯ら茶飯】
醤油と酒などとを加えて炊いた飯。