きばな‐コスモス【黄花コスモス】
キク科の多年草または一年草。高さ40〜60センチ。コスモスに似るが、夏、濃い黄色い花を開く。メキシコ原産。
きばな‐しゃくなげ【黄花石南花】
ツツジ科の常緑低木。本州中部以北の高山に生える。茎は地をはい、枝は上を向く。葉は長楕円形で、枝先に輪状につく。夏、黄色の漏斗状の花を数個つける。
き‐ばみ【黄ばみ】
黄色みを帯びること。また、黄色くなった状態。「歯の—」
き‐ば・む【黄ばむ】
[動マ五(四)]黄色みを帯びる。黄色くなる。「木々の葉が—・む」「—・んだ表紙」
き‐びたき【黄鶲】
ヒタキ科キビタキ属の鳥。全長14センチくらい。雄は頭・背・尾が黒、腹が白、まゆ・胸・腰が目立つ黄色で、朗らかにさえずる。雌は全体に緑褐色。日本では夏鳥として山地の森林で繁殖し、冬は東南アジアに渡...
き‐びょうし【黄表紙】
《表紙が黄色であったところから》江戸後期の草双紙の一。しゃれと風刺に特色をもち、絵を主として余白に文章をつづった大人向きの絵物語。安永(1772〜1781)から文化(1804〜1818)にわたり...
き‐ふどう【黄不動】
仏画。滋賀県大津市の園城寺(おんじょうじ)にある不動明王画像の通称。平安初期の作。全身が黄色で彩色されているのでこの名がある。赤不動・青不動とともに三不動の一。
き‐ぶくりん【黄覆輪】
「金覆輪(きんぷくりん)」に同じ。
きぼし‐まるとびむし【黄星丸跳虫】
マルトビムシ科の昆虫。体長約1.5ミリ。体は球形で、翅(はね)はない。背面は暗紫色に橙黄色の斑点が散在。ウリ・菜類の芽や幼根を食害する。じのみ。
きまだら‐ひかげ【黄斑日陰蝶】
ジャノメチョウ科のサトキマダラヒカゲ・ヤマキマダラヒカゲの総称。翅(はね)は開張6センチくらいで、黄褐色の紋が並ぶ。林にすみ、樹液を吸う。幼虫はササ類を食う。