おうけつ‐えん【黄血塩】
フェロシアン化カリウムの異称。黄色く、古くは動物の血液などから製したのでこの名がある。
おうけん‐けいやく【黄犬契約】
《yellow-dog contract》労働組合不加入または脱退を条件とする雇用契約。日本では、使用者の不当労働行為として労働組合法で禁止されている。
こうけん‐けいやく【黄犬契約】
⇒おうけんけいやく(黄犬契約)
おう‐ごん【黄芩】
コガネバナの根。漢方で、解熱・嘔吐(おうと)・腹痛・下痢などに用いる。
おう‐ごん【黄金】
1 こがね。きん。「—の仏像」 2 金銭。貨幣。特に、大判の金貨。「—崇拝」 3 価値のある貴重なもの。「—の日々」「—の脚」
おうごん‐かいがん【黄金海岸】
《Gold Coast》アフリカ西部、ギニア湾岸の一地域。旧英領植民地で、現在のガーナ共和国。ゴールドコースト。
おうごんかいがんのかんしゅう【黄金海岸の慣習】
《原題Gold Coast Customs》シットウェルの長編詩。1929年刊。
おうごん‐かずら【黄金葛】
サトイモ科の蔓性(つるせい)の多年草。葉は長楕円形でつやがあり、茎とともに黄金色の斑(ふ)が入っている。ソロモン諸島の原産で、日本に明治中期に渡来した観葉植物。ポトス。
おうごん‐かぶ【黄金株】
株主総会や取締役会での決定事項について拒否する権利が付与された株式。保有者は敵対的買収による合併など重要事項の議決を拒否することができる。原則として1株のみ発行できる。拒否権付株式。
おうごんかめん【黄金仮面】
江戸川乱歩の長編推理小説。昭和5年(1930)から翌昭和6年(1931)にかけて「キング」誌に連載。フランスの作家マルセル=シュオブの短編「黄金仮面の王」から着想を得た作品。