きょう‐おう【薑黄/姜黄】
ショウガ科の多年草。高さ約1メートル。ウコンに似るが、葉は長楕円形で裏面に毛がある。春から初夏、赤みがかった白い花を穂状につける。根茎は黄色く、香りがあり、漢方で薬用。インドの原産。春鬱金(はる...
きん‐いおう【金硫黄】
硫化アンチモンの一種。橙黄色の粉末。ゴムの加硫に用いる。また、去痰(きょたん)薬に用いた。化学式Sb2S5
ぎょい‐こう【御衣黄】
サトザクラの一品種。花は八重咲きで白色から淡緑色、中央部に紅色の筋がある。
くさ‐の‐おう【草の黄/草の王】
ケシ科の越年草。道端や山野に生え、高さ約50センチ。茎や葉を切ると黄色の汁が出る。葉は羽状に深く切れ込み、裏面は白みを帯びる。初夏、黄色い4弁の花を数個つける。地上部を乾燥したものを白屈菜といい...
げん‐こう【玄黄】
天の色を表す黒と、地の色を表す黄。天と地。
こう【黄】
[音]コウ(クヮウ)(漢) オウ(ワウ)(呉) [訓]き こ [学習漢字]2年 〈コウ〉 1 き。きいろ。「黄塵(こうじん)・黄道・黄白/玄黄」 2 黄色になる。きばむ。「黄落」 〈オウ〉き...
口中(こうちゅう)の雌黄(しおう)
《「晋書」王衍伝から。「雌黄」は、昔中国で黄紙の誤字を塗り消すのに用いた顔料》自分の言説の誤りを訂正すること。
ご‐おう【五黄】
九星の一。星では土星、方角では中央。この星にあたる生まれの人は性質が寛容で、運勢が強いとされる。「—の寅(とら)」
ご‐おう【牛黄】
牛の胆嚢(たんのう)に生じる黄褐色の結石。漢方で、狭心症・胃炎・腎盂炎(じんうえん)などに薬用。
さんさんか‐いおう【三酸化硫黄】
硫黄の三酸化物。無色の結晶性固体で、水と激しく反応して硫酸になる。工業的には二酸化硫黄を酸素と化合させて作る。化学式SO3 無水硫酸。