しろ‐くろ【白黒】
[名](スル) 1 白色と黒色。こくびゃく。 2 映画や写真などで、画面が白と黒の濃淡だけで表されていること。また、その映画や写真。モノクローム。「—テレビ」 3 物事の是非。善悪。正しいか正し...
白黒(しろくろ)をつ・ける
物事の是非・善悪・真偽などを決める。決着をつける。黒白(こくびゃく)をつける。
しろ‐こうじきん【白麹菌】
白い胞子をつくる麹菌の総称。黒麹菌が変異したもので、主に九州地方で焼酎の製造に用いられる。→黄麹菌
しろ‐さつま【白薩摩】
白っぽい土を使い、無色の釉(うわぐすり)で仕上げた薩摩焼。表面に貫乳(かんにゅう)が表れる。古くは藩主など上流階級が使用した。白もん。→黒薩摩
しろ‐しょいん【白書院】
《「しろじょいん」とも》檜(ひのき)の白木造りを主とし、漆塗りをしていない書院。武家では奥向き、寺家では表向きの座敷。→黒書院
しろすじ‐かみきり【白条天牛】
カミキリムシ科の昆虫。体長約5センチ、黒色の地に白い不規則な条紋がある。幼虫は鉄砲虫とよばれ、クリ・クヌギ・カシ・シイなどの材部に食い入る。北海道を除く日本各地に普通にみられる。
しろ‐ずみ【白炭】
1 表面が白く灰をかぶっている良質の木炭。火もちがよい。カシ・クリなどの原材を高熱で焼き、外に出して消し粉をかけて製する。かたずみ。しらずみ。《季 冬》→黒炭 2 石灰や胡粉(ごふん)で白く塗っ...
しろた‐ばいばい【白田売買】
まだ田に雪のあるころに、その年の収穫を予想して米の売買をすること。→青田売買 →黒田売買
しろ‐たれ【白垂】
能の仮髪の一。左右の鬢(びん)から肩の下まで垂らす白い毛髪。「遊行柳(ゆぎょうやなぎ)」「実盛」の後ジテなど、老神や老武者の役に使う。→黒垂(くろたれ)
しろ‐ちどり【白千鳥】
チドリ目チドリ科の鳥。全長17センチくらい。全体に灰褐色で、他のチドリに比べて白っぽく、胸の黒帯は中央で切れている。河川や海岸でみられる。《季 冬》