おはら‐ぎ【大原木】
大原女が京都へ売りに来る薪(たきぎ)。かまどで蒸して黒くしたもの。黒木。おおはらぎ。
おばな‐いろ【尾花色】
枯れたススキの穂のような、白に薄い黒のまじった色。
おばな‐がゆ【尾花粥】
昔、宮中で疫病よけのために、八朔(はっさく)(8月1日)に食べたかゆ。ススキの花穂を黒焼きにして入れた。江戸時代には民間でも行われ、早稲(わせ)の黒焼きや黒ごまを用いることもあった。おばなのかゆ...
おびひろ‐くうこう【帯広空港】
北海道帯広市にある空港。特定地方管理空港の一。昭和56年(1981)新帯広空港として開港し、同年、現名称に変更。ターミナルビルは黒川紀章の設計による。愛称、とかち帯広空港。→拠点空港
オブニンスク‐げんしりょくはつでんしょ【オブニンスク原子力発電所】
モスクワの南西約100キロメートルにあるオブニンスクに建設された最初期の原子力発電所。原子炉は黒鉛減速炉で、1954年から2002年まで運転。黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉(RBMK)の原型となった。
オペラはおどる【オペラは踊る】
《原題A Night at the Opera》米国の映画。1935年公開の白黒作品。サム=ウッド監督によるナンセンスコメディ。主演はチコ、ハーポ、グルーチョのマルクス兄弟。
おぼろ‐づきよ【朧月夜】
おぼろ月の出ている夜。おぼろ夜。また、古くは、おぼろ月のこと。おぼろづくよ。《季 春》「人黒し—の花あかり/子規」
おみ‐ごろも【小忌衣】
物忌みのしるしとする清浄な上着。大嘗祭(だいじょうさい)・新嘗祭(しんじょうさい)などに奉仕する小忌人(おみびと)や祭官などが装束の上に着る。白布に花鳥草木などの文様を青摺(あおず)りにし、右肩...
おも‐だか【沢瀉/面高】
1 オモダカ科の多年草。池沼や水田に生える。葉は鏃(やじり)形で、30〜60センチの長い柄をもつ。夏から秋、高さ40〜70センチの花茎を伸ばし、白色の3弁花を輪生する。はなぐわい。《季 夏》...
おや‐しお【親潮】
ベーリング海に発し、千島列島・北海道・本州の太平洋側を南下する寒流。夏は金華山沖で、冬は銚子沖で黒潮に接する。プランクトンに富み、流域は好漁場。千島海流。