く‐すい【鼓吹】
1 鉦鼓(しょうこ)や笛を主楽器とする、古代の軍用の楽。 2 鼓を打ったり笛を吹いたりすること。こすい。 3 「鼓吹司」の略。
くすい‐し【鼓吹司】
律令制で兵部省に属し、鉦鼓・大角(はらのふえ)・小角(くだのふえ)などの訓練を担当した役所。つづみふえのつかさ。
こすい‐し【鼓吹司】
⇒くすいし(鼓吹司)
こ【鼓】
打楽器で、胴に革を張って打ち鳴らすもの。太鼓。つづみ。
こ【鼓】
[常用漢字] [音]コ(漢) [訓]つづみ 〈コ〉 1 打楽器の一。つづみ。たいこ。「鼓笛/羯鼓(かっこ)・軍鼓・鐘鼓・太鼓」 2 つづみを打つ。たたく。「鼓吹・鼓動・鼓腹・鼓膜」 3 奮い立...
こ‐かく【鼓角】
つづみと、つのぶえ。昔、陣中で合図などに用いた。
こ‐がく【鼓楽】
つづみを打ち、楽を奏すること。また、その音楽。
こ‐きゅう【胡弓/鼓弓】
1 日本の弦楽器。三味線を小さくしたような形の擦弦楽器で、3弦と4弦との2種がある。独奏曲もあるが、箏(そう)や三味線と合奏することが多い。 2 東洋の弦楽器で、弓で奏する、1と似た構造のもの。...
こ‐しつ【鼓室】
中耳の主体となる部分で、鼓膜の内側にある空間。耳小骨が収まっている。中耳腔。
こ‐しゅ【鼓手】
つづみや太鼓を打つ人。