し【紙】
[音]シ(呉)(漢) [訓]かみ [学習漢字]2年 〈シ〉 1 かみ。「紙質・紙幅・紙幣/懐紙・製紙・台紙・白紙・半紙・筆紙・表紙・別紙・用紙・和紙」 2 新聞のこと。新聞紙。「紙上/本紙・機...
しら‐ごかし
しらじらしく振る舞うこと。しらばくれること。「捻(ねぢ)って出だせし鼻紙の、—こそ笑止なれ」〈浄・二枚絵草紙〉
たとう‐がみ【畳紙/帖紙】
《「たたみがみ」の音変化》 1 折り畳んで懐中に入れ、鼻紙や詩歌の詠草などに用いる紙。懐紙(かいし)。ふところがみ。 2 厚い和紙に渋または漆を塗って折り目をつけた紙。結髪や着物を包むのに使用。
ちり‐がみ【塵紙】
楮(こうぞ)の外皮の屑や屑紙で作った粗末な紙。鼻紙や落とし紙などに使う。また一般に、鼻紙や落とし紙をいう。
なかおり‐がみ【中折り紙】
1 まん中で二つに折った紙。 2 半紙の一種で、二つに折って懐中に入れ、鼻紙に用いる粗末なもの。
のべ【延べ】
1 ひらたく延ばされたもの。特に、延べ金・延べ銀をいう。「—の指環」 2 同一のものがいくつ重複しても、それぞれ一つとして数え合計すること。「—にすると週に一〇〇人の動員になる」「—二〇〇平方メ...
のべ‐がみ【延(べ)紙】
縦7寸(約21センチ)、横9寸(約27センチ)ほどの小形の杉原紙(すぎわらがみ)。江戸時代、高級な鼻紙として用いた。延べ。
やわら‐がみ【和ら紙】
大和国吉野から産した薄手の和紙。鼻紙などに用いた。吉野紙。