こ‐がみ【小紙】
紙切れ。また、鼻紙用の下等な紙。「返しとおぼしくて—に書きつけ」〈仮・御伽婢子・一二〉
こ‐き【呼気】
鼻や口から吐く息。⇔吸気。
こきゅうき‐けい【呼吸器系】
呼吸を営む各器官の集まり。肺と、それに連絡する鼻腔(びくう)・咽頭・喉頭・気管・気管支など。
こ‐ぎく【小菊】
1 観賞用に栽培される花の小さい菊。《季 秋》 2 薄手で小判の和紙。懐紙としてのほか、茶の湯の釜敷(かましき)や鼻紙などに利用される。
こくあん‐じごく【黒闇地獄】
阿鼻(あび)地獄に属する地獄の一。灯明や、父母・長上の物を盗んだ罪人が、その報いを受ける。黒闇。
こくぞう‐むし【穀象虫】
甲虫目オサゾウムシ科の昆虫。体長約3ミリ。成虫は黒褐色または赤褐色でつやがあり、頭部に象の鼻のように突き出た吻(ふん)がある。卵は穀粒内に産みつけられ、幼虫はこれを食って育つ。世界各地に分布。こ...
こく・る
[動ラ四]強くこする。「木で鼻を—・ったやうな西隣/一茶」〈迹祭〉
[接尾]《動詞五(四)段活用》動詞の連用形に付いて、その動作のはげしいさまを表したり、その動作を強調したりする。「黙り—・...
こ‐すぎ【小杉】
1 小さい杉の木。 2 「小杉原」の略。「鼻紙に—入れしを見て勘当切り」〈浮・永代蔵・五〉
こ‐すぎはら【小杉原】
小さい判の杉原紙。江戸時代、鼻紙などに用いた。延べ紙。こすぎ。
こそう‐ねつ【枯草熱】
花粉症やアレルギー性鼻炎のこと。牧草が枯れる初夏に起こるところからの名。