鼻毛(はなげ)を読(よ)・む
女が、自分にほれている男を思うように操る。鼻毛を数える。
はな‐こきゅう【鼻呼吸】
鼻から息を吸ったり吐いたりすること。口を使わずに鼻で呼吸すること。→口呼吸
はな‐ごえ【鼻声】
1 涙にむせんだり、風邪をひいたりしたときの、鼻の詰まった声。 2 甘えるときに出す、鼻にかかった声。「—で小遣いをねだる」
はな‐さ【鼻差】
「鼻の差」に同じ。「—で勝つ」
はな‐さき【鼻先】
1 鼻の先端。鼻の頭。「—でせせら笑う」 2 目の前。「—に証拠品を突きつける」「—に札束をちらつかせる」 3 (「端先」とも書く)物の先端。「岬の—」
はなさき‐ふんべつ【鼻先分別】
目先のことにとらわれた浅薄な考え。鼻先思案。
はな‐じる【鼻汁】
鼻孔から出る粘液。鼻水。洟(はな)。
はな‐じろ【鼻白】
[名] 1 魚・鳥・獣などで、鼻の先が白いこと。また、そのもの。 2 ブリの幼魚。
[形動ナリ]鼻白むさま。気後れするさま。「滝口が小股をかいて、—に押しすゑたり」〈曽我・一〉
はな‐すじ【鼻筋】
眉間(みけん)から鼻先までの線。鼻梁(びりょう)。「—の通った顔」
はな‐すすり【洟啜り】
1 鼻汁をすすること。 2 鼻汁をすすりながら泣くこと。すすり泣き。「女達は、もう—をしながら」〈左千夫・野菊の墓〉