はな‐せん【鼻栓】
1 鼻にする栓。競泳・アーティスティックスイミングの選手などが用いる。ノーズクリップの類。 2 木造建築で、材の枘穴(ほぞあな)に他材の枘を貫いたあと、その突出部分に打って固定する木栓。
はな‐たけ【鼻茸】
鼻炎などの際に、鼻腔にできるキノコ状の腫瘤(しゅりゅう)。数や大きさはさまざま。鼻ポリープ。
はな‐たらし【洟垂らし】
1 いつも鼻水を垂らしていること。また、そのような子供。はなたれ。 2 年若く経験の乏しい者などをあざけっていう語。はなたれ。「—のくせに利いた風なことを言うな」
はなたれ‐こぞう【洟垂れ小僧】
1 鼻水を垂らしている男の子。 2 若く経験の浅い者をあざけっていう語。「—に何がわかる」
はな‐だか【鼻高】
[名・形動]《「はなたか」とも》 1 鼻の高いこと。また、そのさま。「—な(の)人」 2 得意そうであること。また、そのさま。鼻高々。「—に、きらきらしきかたちにやあらむ」〈狭衣・一〉 3 天狗...
はなだか‐めん【鼻高面】
鼻の高い仮面。天狗(てんぐ)の面。
はな‐ぢ【鼻血】
1 鼻からの出血。鼻出血(びしゅっけつ)。 2 (「鼻血も出ない」「鼻血しか出ない」などの形で)出すものはすべて出した意で、有り金を使いはたしたたとえにいう。「競馬ですってもう—も出ない」
鼻血(はなぢ)しか出(で)◦ない
⇒鼻血2
鼻血(はなぢ)も出(で)◦ない
⇒鼻血2
はな‐ぢょうちん【洟提灯】
寝ぼけた時などに、鼻汁が風船状にふくらんで鼻から出たものを提灯に見立てた言葉。