はな‐ぺちゃ【鼻ぺちゃ】
[名・形動]鼻のひどく低いこと。また、そのさま。「—な(の)顔」
はな‐まがり【鼻曲(が)り】
1 鼻筋が曲がっていること。 2 つむじまがり。へそまがり。 3 生殖期になり、吻(ふん)の部分が突き出て曲がった雄のサケ。
はな‐まじろき【鼻まじろき】
鼻をぴくっと動かすこと。表面では従ったふりをしながら心では承服していないようす。「時に従ふ世人(よひと)の、下には—をしつつ、追従し」〈源・少女〉
はな‐マスク【鼻マスク】
マスク2で口だけを覆い、鼻を出した状態。また、そのようなかけ方。
はな‐みず【鼻水】
水っぽい鼻汁。みずばな。
はな‐みぞ【鼻溝】
鼻の下から上くちびる中央へかけて溝のようにくぼんでいる部分。人中(にんちゅう)。
はな‐みね【鼻梁】
はなすじ。眉間から鼻の先までの部分。多く、牛や馬などについていう。〈和名抄〉
はな‐むけ【餞/贐】
《「馬の鼻向け」の略》旅立ちや門出を祝って、別れて行く人に金品・詩歌などを贈ること。また、その贈り物。餞別(せんべつ)。「—の言葉」
はな‐めがね【鼻眼鏡】
1 鼻の根本を挟んでかける、両耳に渡すつるのない眼鏡。 2 眼鏡がずれて鼻先にかかっていること。
はな‐もと【鼻元/鼻許】
1 鼻のつけね。鼻のあたり。 2 手近な所。目前のこと。「少し口の利いたる者が—ばかりに思案あれば」〈甲陽軍鑑・一四〉