あおち‐かぜ【煽ち風】
吹きあおる風。「蚊帳(かや)打ちあくる—」〈浄・薩摩歌〉
きょうそう‐しん【競争心】
他に張り合って勝ちたいと思う気持ち。競争意識。「—をあおる」
しなうす‐しょうほう【品薄商法】
出荷量をわざと減らすなどして品薄の状態にし、消費者の購買欲をあおる方法。飢餓(きが)商法。
やけ‐ざけ【自棄酒】
やけになって前後の見さかいもなく飲む酒。「—をあおる」
もろて‐のし【諸手伸し】
日本泳法の一。横泳ぎの姿勢で、両手をそろえて胸の付近から体に沿ってかくと同時に足をあおる泳ぎ方。
むさべつ‐テロ【無差別テロ】
《「テロ」は「テロリズム」の略》無差別に多数の人を殺すことなどにより、社会的不安をあおるテロ行為。食品テロやバイオテロなど。
鞭(むち)鐙(あぶみ)を合(あ)わ・す
馬に乗って速く走らせるとき、鞭を当てると同時に鐙をあおる。「—・せて馳せ来たり」〈平家・七〉
まえ‐げいき【前景気】
事の始まる前の人気・評判。「—をあおる」
しゃこう‐しん【射幸心/射倖心】
まぐれ当たりによる利益を願う気持ち。「—をあおる」
せん‐じょう【扇情/煽情】
人の感情や欲望をあおること。